2022年度の神戸常盤女子高校での授業実践を紹介します。教科書に沿った「岩石のでき方」や「岩石の分類」の内容学習ですが,その岩石をできるだけ地元で採取できる岩石を使って実践しました。それによって,観察する岩石に対して親近感がわき,身近な大地の成り立ちを考える目的のために有意義であると考えました。
火成岩,堆積岩,変成岩の順に観察を行いましたが,全て,兵庫県豊岡市玄武洞の玄武岩や淡路の流紋岩,六甲山の花こう岩,閃緑岩などできるだけ身近な地域の岩石を入手して実験観察を行った。それらのうち,身近な火成岩の観察について紹介します。