3.ぼくらの街の大気汚染

神戸市理科作品展「環境賞」受賞

3年 R.M ・ M.M

<<動機>>

 

最近,ニュースや新聞で報じられている環境問題,例えばダイオキシン,森林伐採,オゾン層の破壊などがあげられますが,その中でも,大気汚染は,僕たちの身近にあり,これから考えていかなければならない重要な課題の一つだと思います。

そこで,この夏休みを利用して自分たちの街の大気汚染の状況を調べることにしました。

<<内容>>

環境局からお借りした,エコアナライザー(二酸化窒素測定器)を使い,校区内の二酸化窒素の濃度を測り大気汚染の状況を把握する。

(1) 理科の授業で捕集管を同学年の生徒全員に配ってもらい,校区内での二酸化窒素濃度の測定を行った。

(2) 実験の途中で疑問が出てきてので「測定する高さで二酸化窒素濃度が違うかどうか」を調べた。

(3) インターネットのホームページやパソコン通信で情報の交換を行い,「車種の違いで二酸化窒素の排出量はどの程度違うのか」調べてみた。

<<NOxとは>>

窒素酸化物のことで,自動車(特にディーゼルエンジン車)の排気ガスや工場の排煙などにふくまれている代表的な大気汚染で自然や人体に悪い影響を与えます。記号でNOxと表され,略してノックスとも呼ばれます。

校区内の二酸化窒素濃度調べ

<準備するもの>

試薬1・・・スルファニル酸,酒石酸,蒸留水

試薬2・・・N-1ナフチルエチレンジアミン塩酸塩,リン酸,蒸留水

試薬つきろ紙・・・トリエタノールアミン,ビーカー(中)

メスシリンダー,スポイト,水道水,小ビン,エコアナライザー,ガラス棒

 

           エコアナラザー

<方法>

(1) 捕集管(二酸化窒素測定用のカプセル)を同学年の生徒全員に配り,身近な場所で24時間測定してもらい,後日回収する。

(2) 捕集管1本につき5mlの試薬1を分注器に注入する。次に,試薬1の量に応じて試薬2を注入する。

(3) できた混合液をネジぶたを開けた捕集管に注ぎ,スポイトで軽く混ぜる。

(4) 10~15分間放置した後,ゼロ点調節を行ったエコアナライザーで二酸化窒素濃度を測定する。

<結果>・・・省略

<考察>

道路沿いなど車通や人通りの多い場所は全体的に二酸化窒素濃度が高くなっている。それとは逆に山や公園などの緑の多い場所は全体的に低い値となっている。家の中で測定した人も全体的に低い値となっている。

そこで,車の排気ガスによって出される二酸化窒素は植物に吸収されるのではないかと思った。あと,校区内の中で予想以上に値の差が大きかったので驚いた。

<<実験2>> 測定場所の高さの違いによる二酸化窒素濃度調べ