5.「理科の授業づくり」の本

「理科の授業づくり」の本ができました。
(2012年6月29日発行)

・発行所:東京書籍

・編著者:広木正紀・内山裕之

・執筆者:全国の大学・高校・小中学校の先生など

1冊3,000円

(参考):
http:// www.tok yo-shos eki.co. jp/book s/80688 / 

http:// rikadia ry.coco log-nif ty.com/ kusuda/ 2012/06 /post-6 9b6.htm l 

 

小中高一貫カリキュラムへの改革を先取りした

理科の授業づくり

生活に有用な探求的学びや、社会とのつながりを見据えた工夫事例集


割と厚みのある本です(総ページ数431)


巻頭のカラーのページ
「ビースピ」を使った速さの測定実験

※ 私も次の4つの項目について書きました。

№61 自由研究の指導事例
№62 自由研究の成果を授業の発展・応用に活かす(物理分野と例として)
№65 中学校の教師が小学校へ出張授業
№71 水族園や地域住民と連携したカワバタモロコの保全活動

<全体の目次>
◇幼・小・中・高を通した、理科および関連領域の学習内容表
◇はじめに

1章 理科の授業内容・教材を工夫する

「1」.物理的内容の例
1 「ビースピ」を使った、速さの測定実験
―おもちゃの世界から来た″すぐれもの″の活用………10
2 自分の50m走を分析する………14
3 台車の上で衝立に振り子を衝突させると、台車は移動するか?………16
4 力学的エネルギーの変換教材としてのブランコの活用………20
5 鍵盤ハーモニカはどうして鳴るの?―分解してもののしくみを調べる………22
6 凸レンズと凹レンズでガリレオ式望遠鏡をつくる………24
7 日なたで気温が測れるか―手づくリ百葉箱を使った探究的活動………28
8 静電気の引力・斥力の実験―電気くらげと逆電気くらげ………34
9 身近なものを電池にする―LED、レモン、コイン………40
10 手回し発電機で起こした電気は、ためておけるか
―蓄電素材としての電気二重層コンデンサーとニッケル水素電池………46
11 仕事とエネルギーの移リかわりの実験―手回し発電機を使って………52
12 クリップモーターをつくって、回転数を測る………54

「2」.化学的内容の例
13 カルメ焼きをつくってみよう―化学変化の不思議との出会い………60
14 結晶を育て、模型をつくる………66
15 自然界の三大物質づ
16 化学変化と物質の質量―中高のつながりに配慮した授業展開………78
17 化学結合の指導のエ夫―暗記から統一的な理解へ………82
18 燃料電池…………86
19 寒天ゲルを用いた簡易な化学実験―「イオンの移動」の可視化など………92
20 中和反応で生成した水をつかまえる………96
21 有機化合物の立体構造と分子模型づくリ―鏡像異性体を中心に………100
22 生活につながる化学の授業―討論の導入………104
23 マイクロスケール実験導入の意義と活用例………106

「3」.生物的内容の例
24 栽培活動………112
25 ヒガンバナをWebで追う―教材化への道を求めて………116
26 植物の検索表を自分たちでつくって使う
―探究的な比較・分類過程の体験…………120
27 気孔の観察―レプリカ法………124
28 植物による水の取り込みの観測―チューブ法………126
29 メンデルの「分離の法則」の再発見………132
30 室内のダニ―見えない世界の身近な動物………134
31 アジの解剖―食材を生き物として調べる………138
32 ウンチづくりを試みる………142
33 「刺激と反応」の実験にコンピュータを使う
―コンピュータの、理科の授業における役割………148
34 学校ビオトープと、緑の回廊………152
35 菌類・細菌類の学習―過去の教科書の読み返しを手がかりに……156

「4」.地学的内容の例
36 高所から自分たちが住む地域の地形を観察する
―大文字山から京都盆地を見る…………162
37 自分たちが住む大地の形成史を探る………166
38 火山の噴出物からマグマの組成を調べる………170
39 偏光板を使って鉱物万華鏡をつくる………174
40 水環境について、大小さまざま視野から学ぶ―衛星写真の利用……180
41 「沈まない太陽」から始まる探究
―生徒たちが主体的に考えることを促す工夫………184
42 「惑星の動き」の模型教材づくリ…………188

「5」.科学と、人間の意識や心情との関わりを扱う例
43 地動説の真偽―「逆ガリレオ裁判」を試み、コペルニクス革命の本質を探る‥・194
44 心の状態はアミラーゼ活性に影響するか?
―酵素活性を可視化する実験による「個性」の発見………200

2章 授業方法の工夫の例と、支える学習論
45 意外性に出会わせ、認知的葛藤を呼び起こす工夫
―科学認識における課題と学習支援…………208
46 概念地図法を使った授業―動植物の生殖と遺伝………214
47 探究学習………218
48 探究的な授業の例―花のつくり、凝固点降下など………224
49 協同学習を中心とした授業………228
50 生徒が教師役を務める授業………232
51 ドラマの手法による授業―理科教育・環境教育での活用例………234

3章 授業計画と授業案

「1」.導入の工夫
52 「ゼロ次」の設置―いきいきとした授業は導入の工夫から………240

「2」.安全への配慮
53 観察・実験における安全指導………242

「3」.評価と工夫
54 授業と評価………246
55 学習の喜びを感じさせるテストのエ夫―実物・実技・展示の利用………250

「4」.授業案の例
56 授業案(小学校)―だ液のはたらき………254
57 授業案(中学校)―地層………262
58 授業案(中学校)―湿度の変化………266
59 授業案(高校)―[光合成にどの色の光が使われるか]を調べる実験の設計………272

4章 授業とつながる、周辺からの工夫の例

「1」.身近な自然への関心醸成
60 「自然探検ニュース」の発行
―子ども達から寄せられる自然情報で紙面をつくる………286

「2」.自由研究
61 自由研究の指導事例………294
62 自由研究の成果を授業の発展・応用学習に活かす―物理分野を例として……298

5章 「総合」や「連携」の実践を工夫する

「1」.学校の中での連携
63 畑のある学校づグループ1菜園………304
64 教科横断的な環境教育の取り組み―総合的な学習の時間の活用………310

「2」.異校種間の連携
65 中学校の教師が小学校へ出張授業―大気圧や気体をテーマに………314
66 小学生を夏休みに中学校に招いておもしろ実験教室を開く
―水溶液の変色、噴水、電気の変身、大気圧………318
67 小・中学校の各教科が連携し、読解力育成の研究に取り組む………322
68 幼・小・中連携教育の取り組み―異校種・異年齢が学び合う意義の再発見……326

「3」.学外施設の訪問、施設や住民との交流・連携
69 科学館の活用―光に関わるテーマを例に………332
70 博物館・研究所・工場など、諸施設を活用した環境学習……336
71 水族園や地域住民と連携したカワバタモロコの保全活動………340
72 博物館のサイエンスショーを、教科や組織を越えた交流・連携に活かす……344
73 学校と博物館の連携のあリ方―現状と課題………348

6章 これからの理科教育を考える

「1」.カリキュラム論・教材論
74 学習指導要領の変遷と現行指導要領の特徴………354
75 カリキュラムの編成に連なる教材開発の方策………360
76 「新・私の教材試論」の今―Web・SNS・brog
・Twitterを活用して………368

「2」.海外の情報
77 ケニアの教育………374
78 フィンランドの小・中学生は、どんな理科を学んでいるか
―カリキュラムの視点を日本と比べる………378

「3」.理科教育の背景にある問題
79 不登校生徒の学ぶ意欲のサポートと進路指導
―自己認識や労働観の形成に関わる理科教育………384
80 生涯教育の視点からの理科教育の課題………388
81 教師教育の現状と課題―理科教師の育成とゆとり教育………392

7章 教師の自己研鑽―支えとなる場を求めて活かす

「1」.大学院での履修や学会への参加
82 通信制大学院で学び、専修免許を取得………398
83 学会に参加して情報交換………402

「2」.学校組織を越えた取り組みに触れる
84 戦後、民間理科教育研究団体が果たしてきた役割
―科教協、地団研、仮説実験授業、極地方式………408
85 科学教育研究協議会(科教協)
―多様な教材づ<リ・授業づくりと情報交換の役割を半世紀以上果たしてきている民間組織………412
86 サイエンスEネット………416
87 私の好きな木―自然から学ぶ姿勢の支援………418
88 青少年のための科学の祭典………424

◇索引………428
◇執筆者一覧………431

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