22948 返信 カラスノエンドウの炒め物 暁 2006/04/10 PM 10:08
久しぶりのミニ実験ネタです。
春なので、植物を食べようシリーズも作ってみると面白いです。
家庭科のようにも見えますが、特定の地域で食べられる植物をマップにしたり、特徴、時期などをまとめると立派な自由研究になると思います。
ちょっと時期は遅くなりようですが、春休みなどに楽しんでやってみてください。
【やり方】
①3月~4月上旬のカラスノエンドウ(わからない人はGoogleで検索してみてください!)の新芽を採取します。
新芽の部分は茎の先の方にあり、若い葉っぱが丸まって伸びきっていないので見たらすぐにわかります。
この時期を逃すと新芽が硬くなったり、アブラムシが大量に発生します。
②摘んだ新芽をよく水で洗います。
③これをフライパンで炒め、塩コショウで味付けしたりベーコンを加えたりして完成です。
とても簡単ですね。
独特の歯ごたえがあっておいしいですよ!
インターネットで他にも調理法が見つかるかもしれません。
カラスノエンドウは最も身近にあり、また他の毒草と間違えることもほとんど無いので、草摘み初心者には最適の植物だと思います。
【もっと深めてみよう】
①カラスノエンドウという名は何処からつけられたのか調べてみよう。
②カラスノエンドウは、他にスズメエンドウ、カスマグサ(『カラス』と『スズメ』の間を取って『カスマ』という名前が付いたらしい)という良く似た種類がある。どれもカラスノエンドウと同じ調理法で食べられるので問題は無いが、この植物とカラスノエンドウとの違いを見つけてみよう。
③カラスノエンドウの花の特徴を調べてみよう。
④カラスノエンドウの根っこを掘り、特徴をしらべてみよう。
(キーワード:根粒菌)