先日、地球の地質時代の名称に「チバニアン」(千葉時代)が採用されるというニュースがありました。その際に、チバニアンには地磁気の逆転を示す証拠があるということも併せて話題になりました。そして、あまり知られていなかった、「地球はこれまでに何度も地磁気が逆転している」という事実が割と一般にも知られることになりました。それ以来、地磁気が逆転すると地球(生命)にどう影響するのかが、気になっていました。
以下のページによると、地磁気の逆転により、いろいろ心配なことが起こると予想されているようです。ただ、あまり、大きな影響はないという研究者もいるとのこと。まだ、はっきりは分かっていないということが現状のようです。
1.ポールシフトが起きた場合、太陽から発せられる有害な放射線を防ぐ地磁気がおよそ200年の間消えてしまう。
2.地磁気が弱まれば、太古に火星で起きたように、地球の大気もまた太陽風によって剥ぎ取られてしまうことが予測される。
3.地磁気は有害な紫外線を防いでおり、わずかでも薄くなれば皮膚ガンのリスクが増大する。
4.通信システムや電力網の機能不全、あるいは火災といった被害を及ぼす可能性もある。
地球の磁極が反転する「ポールシフト」が迫っている可能性。地球への影響は?(NASA)