水中や二酸化炭素中で燃える マグネシウム
◎ 平成17年度2年選択理科でやってみました。
1.目的
マグネシウムは、土や水道水にふくまれ、生物の体に必要な物質としても知られています。空気中で激しく燃えますが、水中や二酸化炭素中でも燃やすことができるかどうかやってみよう。
2.準備
「実験Ⅰ」 マグネシウムリボン・ガスバーナ・ビーカー・ピンセット
・フェノールフタレイン・マッチ・三脚・金網
「実験Ⅱ」 三角フラスコ・集気ビン・ゴム栓・ゴム管・ガラス管・
チョーク・うすい塩酸
3.方法
「実験Ⅰ」
(1)ビーカーに水を適量取り、ふっとうさせる。
(2)マグネシウムリボンに点火し、ふっとう水に入れる。
(3)反応後、フェノールフタレイン水溶液を1~2滴加えて変化を観察する。
(4)ふっとうしていない普通の水にもマグネシウムを入れて比較する。
※ 注意すること
マグネシウムの燃焼を凝視しないこと。
「実験Ⅱ」
(1)チョークにうすい塩酸を加え、二酸化炭素を発生させ、集気ビンに集める。
(2)ピンセットでマッチをつかみ、点火して集気ビンの中での燃焼のようすを観察する。
(3)マグネシウムリボンに点火し、集気ビンの中に入れて観察する。
※ 注意すること
塩酸の扱いに十分注意する。手についたらすぐに水洗いする。
4.結果
実験Ⅰ・Ⅱそれぞれについて次のことをまとめる。(実際は表になっている)
(1)マグネシウムの燃焼のようす
(2) 残った固形物のようす
(3)フェノールフタレイン液の色の変化
5.考察(わかったこと)
① フェノールフタレインを入れることによりわかることを書きなさい。
② ふっとう水と普通の水の中での燃焼の違いからわかることを書きなさい。
③ 二酸化炭素の中で、マグネシウムが燃えるのはなぜだろうか。
6.発展 それぞれの反応の化学反応式を考えてみよう。
「実験Ⅰ」マグネシウム + 水 →
「実験Ⅱ」マグネシウム + 二酸化炭素 →
7.感想・その他(気づいたこと)
参考ホームページ「らくらく化学実験」:http://chem-sai.web.infoseek.co.jp/mg.htm
選択理科での実験のようす
実験日平成17年12月15日
火のついたマグネシウムを入れる。二酸化炭素中で燃えるマグネシウム。
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