自由研究の指導(教師向け)

自由研究の指導

1.ねらい

bullet理科の面白さを知らせる。
bullet研究のまとめ方、発表の仕方を学習させる。
bullet創造性のある作品を作らせる。

2.事前指導

bullet夏休み前、各クラス2時間程度かけて行う。                      
bullet「自由研究のすすめ」プリント配布                
bullet卒業生の作品紹介…「N君(わさびくん)の研究」
bullet諸注意(薬品の貸出し、理科室の利用のすすめ)
bullet自主グループで、ガイドブック等を見て計画させる。
bullet計画案を提出させる。

3.事後指導

bullet夏休み後、各クラス2時間程度かけて全員の発表会を行う。
bullet発表会の進め方説明・採点用紙配布
bullet投票、クラス優秀者決定
bullet理科室への展示・文化祭への出品

 

4.選択理科との関連

bullet2~4人グループでテーマを選択させ、教材は自主的に集めることを原則。薬品類は学校で買うことが多い。教材を紹介してあげることも。
bullet今年のテーマ例 野菜で染色・ペットボトルロケット・雑草から紙・粉塵爆発・ミョウバンの結晶・ふりこ時計
bullet(選択理科の課題) 1週間に1度の授業で、途中授業がないと作品のつながりがうまく行かないことがある。

5.成果

bullet理科室利用者の増加(夏休み25日程度の開放)
bullet学年が上がるごとにまとめ方がうまくなる。
bullet初めは「まね」から「自分らしさ」(独創性)へ

6.課題

bullet理科室の安全、物品の管理に気をつかう。
bullet夏休みには日番の先生にも手伝ってもらわなければならなかった。日曜日に来る生徒もあった。
 bullet理科は「楽しい」から「分かる」へ。今は直接結びつかなくても、将来の何らかの役に立てばよいと考えている。
 
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