<考察1>実験1,2,3について
① 実験1の結果(表1)からわかるように,レモンを10個までつないでもブザーは鳴らなかった。電圧・電流値も変化しなかった。
② レモンに100vの電圧をかけた後,ブザーにつなぐと,ブザーは大きく鳴った。
③ はじめは,レモンに電気がたまるせいだと思ったが,実は,レモンの温度が上がるからだと分かった。
④ レモンを温め,温度と電圧・電流を調べると,表2のようになった。グラフ1,2からわかるように,温度が上がっていっても,電圧はあまり変化しないが,電流が温度90℃くらいに達すると突然大きくなっていることがわかる。そして,その後ブザーが鳴り出した。
⑤ つまり,ある温度以上になると突然レモンの抵抗値が小さくなり,電流が多く流れ,ブザーがなったものと思われる。
<考察2>発展実験について
① 家にあるもので,レモン以外でも電池になることができ,ブザーが鳴るか実験したら,タバスコ・すだち・ソースは,すぐにブザーが鳴った。洗剤ではブザーは鳴らなかった。
② そのときの電流値を測定すると,表3のように,ブザーが鳴ったものは,すべて,2mAlを超えていた。
③ なぜ,タバスコやすだち,ソースは電流が流れやすいかというと,それは,材料に岩塩や酢酸などの電解質の物質がふくまれているからだと思う。
<感想>
① 先生といっしょにレモン電池の予備実験をして,新しい実験方法が見つかり,とてもうれしい。
② ぼくの見つけた方法で,授業でもみんなにやってもらって,うまくいったのでとても感激です。
③ レモンは,電池になることはわかっていたが,タバスコやソースまでも電池になり,ブザーが鳴ったのでとても おどろいた。
<参考資料>
教科書1-下p58, 実験カード3年No.13
(3)ぼくらの街の大気汚染へ進む
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