パルプを使った紙の研究

動機

牛乳パックからパルプが取り出せ、紙が作れると知り、楽しそうだったので
作ってみる事にしました。
また、牛乳パック以外にパルプが取り出せて紙を作れるものはないかと疑
問に思ったので調べて作ってみる事にしました。

手順

パルプを取り出す → すきわくをつくる →すきわくにとかしたパルプを流
す → わくをはずし乾かす
 

製作1 牛乳パックから紙をつくる。
空の牛乳パックの底を切り抜き、残りの部分も切り開く。少し水洗いして乾かしておく。

バケツに切り開いた牛乳パックを2日ぐらい水につけておく。すると、表
面のビニル状膜がはがれやすくなる。

ビニル状膜をはがし、残った部分を手でちぎり、ミキサーにかける。

ミキサーにかけると、どろどろの液体になる。そして、そのどろどろの液
体をざるにうつす。

ざるにうつした後、上から少し水を流すとパルプができた。できたパルプはしぼって固めておく。
 
   

すきわくをつくる。
    

すきわくの間に金網をはさみ、水槽に浮かべる。

しぼって固めておいたパルプを水にとかす。

 

みずにとかしたパルプをすきわくの間にある金網に厚さが均等になるように流しこむ。

10厚さが均等になるように流しこめたら、わくを持ち上げ水を切る。
                       

11平らな場所にタオルを広げ、金網ごとひっくり返してタオルの上に置
く。

12金網の上からタオルをあて、水分を吸い取ってから金網をはずし、タオルごと乾かす。
 
                            

13生乾きになったら、あて布をしてアイロンで乾燥させると、

      紙の出来上がりです。                         

 

製作2 いろいろな紙をつくる。
製作1の⑧のとき次のようにパルプにまぜるものを変えたり、新聞、ダンボールなどからもパルプを取り出し、同じように紙をつくってみました。
 
 

 

 

実験1 書きやすさの比較
実験方法
紙はできていても、書けるのか分からないので、鉛筆やペンなどいろいろ
な種類の筆記用具を使い、実際書けるかをためしてみることにしました。
 

(14)光るシャープペンシルの芯へすすむ