[91]簡単アイスを作ろう!~物質の溶け方~暁 2006/06/09 23:52
こんばんは。
アイスのおいしい季節になってきましたね。
今日は物質の溶け方を利用した簡単で美味しいアイスの作り方を紹介します。
【材料:フルーツ系の飴以外】
・フタ付き容器
・ミルク・コーヒーなどの飴・・・60g
・牛乳・・・100cc
・生クリーム・・・200cc
☆フルーツ系の飴を使った場合☆
・イチゴ、オレンジなどの飴・・・60g
・牛乳・・・200cc
・生クリーム・・・100cc
*ほとんどの飴で作れますが、キャラメル・ぷっちょ・ハイチュウなどのソフトキャンディー系は溶け難いので向いてません。
[手順]
①フタ付きの容器に飴を入れ、そこに牛乳を入れてフタをし、冷蔵庫に入れて1~2日待ちます。
この間に飴は溶けてしまいます。(飴の種類によって溶け方は多少異なります)
②、1~2日まった①に生クリームを加えてよくかき混ぜます。
そして、冷凍庫で3~4時間冷して固めます。
たったこれだけでアイスの完成です。
フルーツ系の飴は溶かした時、ヨーグルト状の塊が出来ることが多いのですが、②の手順でよくかき混ぜて、固まりを小さくしてしまえば問題ありません。
<なぜアイスができたの?>
飴(糖分)は水分に溶けやすい性質なので、0℃以上の温度なら簡単に解けてしまいます。(手順①)
今回は、飴の特性を利用し、冷蔵庫でゆっくりと溶かしたことにポイントがあります。
物の溶け方で、硫酸銅などを水に入れておくと、しだいに溶け出し、水全体に均一に散らばる様子(拡散)が教科書か資料集に載っていませんか?
実験手順①で、飴はこの状態になっています。
冷蔵庫内という低温でゆっくりと溶かすことで、成分が均一に広がった状態にすることが出来るのです。
もしこれを鍋などで急激に溶かし、また急激に冷した場合、大きな氷の塊ができ、うまく出来なくなってしまいます。
余裕があれば実際に対照実験ということで比較してみてもよいでしょう。
もっとアレンジ!
飴を2種類以上混ぜてオリジナルメニューも作ってみよう!
おいしく楽しい自由研究を楽しんでくださいね。
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